内容紹介
法獣医学を体系的に学べる本邦初のテキスト
・米国の多くの獣医学大学や卒後教育において標準的な教科書・参考図書として使用されている”Veterinary Forensic Medicine and Forensic Sciences”、待望の日本語翻訳版
・近年社会的に問題となっている、動物虐待、ネグレクト、多頭飼育崩壊、性的虐待、闘犬、闘鶏など様々な事例について、ケーススタディも交えて解説
・現場の保全や証拠品の回収手順など犯罪捜査に関する情報のほか、法執行機関との連携、法昆虫学、DNA鑑定や弾道分析など幅広い専門分野をカバー
・獣医師、獣医学生はもちろん、行政、法執行機関の担当者など、法獣医学を学びたいあらゆる読者にとって最適な入門書
・日本の愛護動物虐待等罪に関する法規制についても付録で解説
編者一覧
Jason H. Byrd, Patricia Norris, Nancy Bradley-Siemens
訳者一覧
編集委員:石塚真由美(北海道大学)/川本恵子(麻布大学)/佐伯 潤(帝京科学大学)/田口本光(元環境省動物愛護管理室)/田中亜紀(日本獣医生命科学大学)
訳者:石塚真由美(北海道大学)/内田和幸(東京大学)/梅谷綾子(千葉県健康福祉部)/川本恵子(麻布大学)/木村享史(北海道大学)/佐伯 潤(帝京科学大学)/鈴木 良(東京都保健医療局)/高橋真吾(東京都保健医療局)/田中亜紀(日本獣医生命科学大学)/町屋 奈(日本動物福祉協会)/松本 周(東京都保健医療局)/三上正隆(愛知学院大学)
目次
1章 犯罪現場調査
2章 法獣医学の一般原則
3章 動物関連の法執行 第一報から告発まで
4章 動物遺伝学的証拠とDNA 解析
5章 法昆虫学
6章 動物の性的虐待
7章 鈍器損傷
8章 鋭器損傷
9章 射創と創傷弾道学
10章 法医学的解剖検査 |
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11章 法獣医骨学
12章 環境と状況 外傷/死 熱、化学、電気、高体温症、低体温症、溺死
13章 アニマルファイティングとホーディング
14章 法獣医毒性学
15章 動物虐待と対人暴力
16章 動物のネグレクトと虐待
17章 産業動物の法獣医学的事案の取り扱い
18章 法獣医放射線学および画像診断学
19章 シェルターメディスンにおける法的調査
20章 動物法 |