問題行動における薬物療法 ―コンパニオンアニマルのための―

・B5判 上製本 304頁

・ISBN:978-4-87362-109-8
・内田 佳子(酪農学園大学)/柿沼 美紀(日本獣医生命科学大学) 監修
・2002年08月30日発行

・定価 :10,780円(税込)

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内容紹介

問題行動治療の中での薬物療法に的をしぼり、問題行動発生のメカニズムから、使用する薬物の種類、適用範囲、薬物動態や副作用などについてを記述。恐怖と不安、強迫行動、性行動、老齢性行動の構成となっており、臨床現場でみられる主な問題行動のほとんどが網羅されている。

 

訳者一覧

内野 富弥
石原 絵里
星加 明徳
岡野 恒也
森永 良子
塩川 宏郷
尾形 庭子
横山 章光
佐藤 衆介
瀬尾 哲也
中村 博志
深島 さおり
桜井 富士朗
林 洋一


 

著者一覧

Nicholas H. Dodman
Louis Shuster

 

目次

はじめに:比較臨床精神薬理学への歩み
第I部 攻撃行動
第1章 攻撃行動に関する神経化学的理論の基礎
第2章 動物の攻撃行動の薬物療法
第3章 攻撃行動の器官系による原因とその治療法
第II部 恐怖と不安
第4章 恐怖と不安:機序,モデル,分子
第5章 動物の恐怖および不安の薬物療法
第6章 恐怖症の薬物療法
第III部 強迫行動
第7章 強迫行動と自傷行為の基本的機序
第8章 強迫障害の薬物療法
第9章 家畜における自傷行為と強迫性障害
第IV部 性行動
第10章 プロゲスチン:雄に典型的に見られる問題行動に対する適用
第11章 猫の尿マーキングの薬理学的アプローチ
第V部 老齢性行動
第12章 老齢性問題行動
第13章 犬の認知障害
付 録 行動薬理学における臨床試験の評価
索 引

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